なにかを考える時
なにかを考える時
自分は基準となる人やその人の生き方を考える。
その時点で自分はないように思える。
お前はなにをしたいのか。
広がるこの世界で目を開けられない。
もう自分は死んでいるのか。
今心にあるもの
意味を持たない、過去の物質ばかり。
帰ってきたけど、その場所には今までの本はいない。
裏切っちゃったのかな。
その本たちは今までの輝きを失った。
僕がじぶんを軽くして過ごした時間は、僕の身の回りのものも軽くした。
ぺらぺらになった自分を迎えてくれるものはもうなかった。
ぺらぺらなんかじゃないのか、これが普通なのか。
なににも傾倒しないで中立にする。
なんとなく絵だけは静かに見守ってくれる気がする。
絵ってのはいいな。
自分の軽くなった人生を
ひと吹きの風にでも流されてしまういそうなこの心。
体だけ大きくなって情けない。
居てるだけで、胸が張れなさそうだ。
独り言には耳を貸すな
かまってちゃん
には
近づくな。
耳を貸すな。
ちゃんと呼ばれた時だけ
人に使われる人になるな
人権を犯すのはもちろん人権の侵害。
それに加えて
人権を渡すのも人権の侵害にあたる。
人権はどこにもいかない。
じいはさ、おれがここにずっといてほしい?
それとも頑張ってほしい?
いや
でも愛の為に今日を生きよう。
愛は
ありがとうとちゃんと心を込めて言える人間になろう。
ありがとうが心をつなぐよ。
ありがとう。
ありがとうっていう言葉はもっともっと深いものだ。