予想できないのは本だ。

俺に本を読ましてくれ。

 

それにおれはそんなことしている暇はない。

 

勝手に愛を使って

いっぱいいっぱいになって、

 

もう無理!って、、、どういうことだよ

 

なんなんだよ

 

止まってられないんだよ

 

止まったら死んじゃうんだよ

 

やめてくれよ

 

俺を止めるのを。

 

人を止めるのを

 

じいはおれをなんだと思ってるの

 

俺はじいの足じゃないんだよ。

 

じいからはお金もらってるけど、

 

自分の人生の大事な時間を買ってるって意識あるの?

 

俺だって暇じゃないんだよ

 

やりたいことがあるんだよ!

 

なんでこんなことが起こってんだよ

誰が悪いんだよ。

 

じいか

おれか

 

どっちだ。

 

おれがじいだったらどうする。

 

じいは誰かから何かをもらおうとしている。

 

じいにはついてられん。

 

 

人の中に入らない。人の中に残らない。元気でいっぱい。

何か気分が悪い。

 

すっきりしない。

 

自分の心がきれいに集まっていない。

 

じいに置いてきたのか。

 

なにかしんどいな。

 

俺には無理よ。

 

じいさんよ

 

そんなバタバタする必要はないんじゃないか。

 

声が聞こえなくても、

 

声を無理に出さなくても、

 

もう大丈夫だよ

 

そんなにお金が嫌いならもう全部あげちゃいな。

 

お金なんて捨てちゃえ。

 

今更お金がじいを幸せにするなんて思えんよ。

 

お金に振り回されるなら捨てちゃいなよ。

 

もうお金はいいよ。

 

じいには必要ないよ。

 

ゆっくり音なんて聞かなくても、目なんて見えなくても、困らんよ。

 

婆との思い出を

 

人生の思い出をゆっくり思い出しながら人生を振り返ればいいよ。

 

じい、もう仕事もお金もやめな。

 

じいは最後までお金を稼ぐの?

なんのために?

 

もういいら。

 

最後死んだら金だけが残ると思ってるなら

 

あー

 

お母さん。

なにがそんなに不満か。

人生は退屈か。

 

それは子供のせいか。

心の奥までもう体の限界なのか。

 

そうなってくるとやはり元凶は自分なのか。

 

なんで小さい頃からこんなのにそだってしまったのか。

 

なんでだろうか。

 

母が兄の自立に少し嫉妬していて、俺をその分可愛がったからか。

 

その嫉妬をみていて、陰気な性格になってしまったのか。

 

プラスの気はどこからくるのか。

 

はあ

 

明後日はキャンプだ。

疲れるな。

今日は行きたくないな。

 

本当に子供だ。

なんでだ。

 

親元を離れてないからか。

 

今日のプールも母への気遣い。

 

結局は奉仕。奉仕。

 

そりゃ自分がなくなるよ。

 

はーあ

 

自分を守るのは大変だな。

 

断るのって本当に意識してないとだめだ。。

 

提案してきてくれてるのを断るのが一番辛い。

 

提案してくれたなら、こちらもほんとー?と言って

 

行くーって言わんといけん。

 

でもやっぱり人といると人に気を使う

 

当たり前か。

 

本当にきつい。

 

体が足りん。

 

母に元気なところ見せて

事務の人に明るさ見せて

じいに明るさ見せて

 

俺はもう眠りたいよ。

 

ゆっくり一人で眠りたいよ。

 

俺は弱いと思われてる。

だからきっとそんな感じになるんだ。

 

もうほんとうにやってられないよ

 

きついよ

 

ああああああああ

 

体がバラバラだ。

 

徹くん、あなたは体がバラバラにならないんですか?

 

あいての為に元気そうな顔を見せるのはなんなんだろうか。

 

もうやだよ。

 

行きたくない。

 

 

間抜けの構造

ビートたけし

 

間抜けの構造を間抜けが書く。

 

ビートたけしが間というものを自分の人生に絡めて、語った本。

 

第1章では

周りにいた間抜けな輩について。

政治家からタケシ軍団から、、、冗談も交え紹介。

 

第2章では

漫才の間について。

間を読みながらツッコミをする。

間が伸びそうだったら、早めにオチを言って笑いを取ったり、、

間を使ってリズムを作ったり、、

 

第3章では

落語の間。

 

第4章では

テレビの間。

 

第5章では

スポーツの間を話した。

ここでは間の外し方に着目した。

 

時代が先かスターが先か。

人生と間についても触れた。

 

第6章は

映画においての間。

これはすごく共感した。

間を埋めるような映画は想像力が使えず、退屈。

 

俳優の演技勝負の間として、

相手の演技の間の外し方を樹木希林を例に出し話した。

俺の映画ではやめてくれだそうだ。

 

映画は間の芸術と言った。

 

第7章は

間の功罪と題し、

日本の間が生んだ功績と罪過を示した。

まずは功績。

茶・能・俳句といったものがあげられた。

 

次に罪過。

間を大切にすることは過剰に空気を読む文化でもあるわけで、

イノベーションが妨げられる。

例として映画監督の際に、

自分の案をそれは常軌を逸すると言われた。

 

ーー間がわかる。

空気が読めるといおうのは

全体を丸めることにはなるけど

その分角も丸くしちゃう。なにか揉め事を起こしても、

「まあまあ」なんて収めてしまう。

「ちょっと一服しようか」とかなんとか言って、とにかく間を置く。

それであとは自然に解決するのを待つ。

 

本当はそこで丸く収めないで、そのまま沸騰させることも、ときには大事なんだけどね、、

それなのに一回引き返しちゃうから、

壊すべきものを壊せないままなんだ。ーーー

 

現代の日本人はこの間を壊すのが快感で、

ポット出てきた、面白い人にブームが動く、しかし、すぐ飽きる。

大きなムーブメントにはならない。

使い捨てのおもちゃのように、利用しているように自分には見える。

 

ここで著者ビートたけしはアイドル化が進んでいると話した。

 

第8章では

人生の間について。

ビートたけしの人生を”間”という観点から振り返った。

 

そして話の終わりでは

人生は、生と死の、間である。とまとめた。

 

なんで生まれてきたかなんか分からない。

生まれて、死ぬ。その2つのポイントの

その間が人生ではないかと。